「猫バンバン」って知ってる? ちょっとした思いやりで救える命 (1/4ページ)

2016.3.26 17:05

タイヤと車体の隙間に入り込む猫。車体の下からエンジンルームに入り込むこともある(日産自動車提供)
タイヤと車体の隙間に入り込む猫。車体の下からエンジンルームに入り込むこともある(日産自動車提供)【拡大】

  • 車に入り込む猫(日産自動車提供)
  • 車に入り込む猫(日産自動車提供)
  • 車の下が大好きな猫(日産自動車提供)

 ボンネットを開けたら、猫がいた!? 寒い日を中心に、車のエンジンルーム内に猫が入り込むトラブルが起きていることをご存じだろうか。温かいところに潜り込む習性のせいだが、気づかずエンジンをかけた結果、猫が大けがをしたり死に至ってしまうケースもあるという。

 悲しい事故を防ぐため、日産自動車はこの冬、インターネットなどで乗車前にボンネットをたたいて猫を退散させる「猫バンバン」を推奨。これがドライバーらの共感を呼んでいる。

 車体のすき間から

 「車から猫の鳴き声がする。何とかしてほしい」

 今年2月、日本自動車連盟(JAF)兵庫支部神戸基地(神戸市灘区)に出動要請が入った。

 現場に駆けつけた同支部ロードサービス隊の班長、山本正さん(40)がボンネットを開くと、エンジンルームには3匹の子猫。車体下部のすき間からエンジンルーム内に潜り込んだとみられる。

「猫は助け出そうとすればするほど奥に入る」

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