フジゲームスの設立発表会。スマートフォンゲームの各タイトルなどが紹介された=25日、東京都港区【拡大】
フジテレビは25日、ゲーム事業新会社「フジゲームス」の設立記者会見を東京・台場のフジテレビ本社で開催した。新会社の種田慶郎社長は「外部のゲーム会社などと協力して物語やキャラクターを創出し、グループのメリットを生かして、アニメや映画などのマルチ展開にも中長期的に取り組みたい」と今後の方針を発表。2019年度に売上高100億円、営業利益25億円の達成を目指す考えを明らかにした。
フジゲームスは、フジテレビがゲーム事業を分社化して4月1日に設立する100%子会社。5月に持ち株会社のフジ・メディア・ホールディングス(HD)にフジゲームス株を譲渡する予定。新たなスマートフォン向けゲームの企画・プロデュースを中心に、周辺事業なども展開する。
フジテレビの大多亮常務は会見で「これまでゲームに近いようで遠かったが、ヒット作も生まれ、機が熟したと判断してゲーム会社を設立することにした」と語った。