独自技術こだわったボルボとマツダ 常識を変えたクリーンディーゼルエンジン (3/11ページ)

2016.4.3 17:10

新開発ディーゼルエンジを積んだV40 D4。

新開発ディーゼルエンジを積んだV40 D4。【拡大】

 興味深いことに、このボルボと、冒頭にあげたマツダの両社はともに、かつて2000年前後の数年間、同じフォードグループの一員だった。ボルボがフォードグループに加わったのは1999年。当時フォード傘下には8種のブランドがあり、同グループの世界戦略にしたがって各社がその個性・商品特性を活かすための自社ブランドの定義をすり合わせたうえで、乗用車開発の現場で協業し規模の経済を最大限に活かそうとしていた。ちなみに、当時ブランドの定義によるボルボ個性は、豊かな感性(Expressive)、こだわり(Dedicated)、安全(safe)だった。同社はマツダとCセグメントの乗用車開発で協業する。そしてボルボはその協業の成果として4ドアセダンのS40とワゴンのV50をつくりあげた(マツダはアクセラ、海外名マツダ3)。

 2種類のエンジン同時開発は基本構造の共通化

 ボルボに転機が訪れたのは2008年9月。リーマンショックによってボルボだけでなく、産業界全体の景気が失速して先行き不透明に陥ったときだ。他の自動車会社と同様、ボルボの業績も低迷しはじめる。2007年には45万8323台を数えた世界総販売台数が2008年には37万4297台と20%近くも落ち込み、翌2009年になるとさらに減少して33万4808台という低い数字を記録した。

売上高についても同じ傾向を示している。具体的には…

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