【高論卓説】中国はフィンテック先進国? 日本の電子マネー決済市場に影響力も (1/3ページ)

2016.4.19 05:00

 FinTech(フィンテック)はFinance(金融)とTechnology(技術)を掛け合わせた造語だ。フィンテックを金融とITが融合したソリューションと広義に捉えると、モバイルプラットフォームを利用した中国のアリババの支付宝(アリペイ)のような決済サービスも、フィンテックの一種であり、中国はフィンテック先進国といえるかもしれない。

 通信販売の決済手段としてスタートしたアリペイだが、実名認証ユーザー数4億人を抱えるメッセンジャーアプリの微信(WeChat)とともに、今や中国人の日常生活になくてはならないツールへと変貌しつつある。

 通販などで売り手と買い手の間を取り持ち、取引を円滑に行うための「第三者決済システム」がアリペイの本来の機能だ。通販の決済手段だったものが、航空機・列車・映画のチケット、金融商品などの購入、さらに公共料金の支払いなどの機能を順次拡張し、現在に至っている。アリペイを利用すれば、日常生活に必要な支払い機能のほとんどがカバーされるといっても過言ではない。

 タクシーの利用者にとって、なくてはならない配車アプリもアリペイに組み込まれている。GPS(衛星利用測位システム)の位置情報と組み合わせ、スマートフォンの画面を見れば周辺に何台タクシーがあるかが一目で分かる。行き先を入力すれば運転手が反応し、運転手の電話番号、車のナンバーも表示されるので、迎えに来た車に乗れば良い。運転手も行き先を事前に確認しているので、乗車してからもめることもない。

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