家族の見分けはつかないが、人が近づくと人感センサーで検知し、アクオスの電源を起動。内蔵スピーカーから音声で話しかける。想定価格(税別)は2万円前後で、月産5000台を計画する。
合わせて、高精細な4K映像や音質を向上させたアクオスの新製品3ライン7機種(16万5000円前後~43万円前後)も6月10~25日に発売。ココロビジョンプレーヤーの機能を内蔵した機種も開発する方針だ。
シャープは鴻海から3888億円の出資を受け、約66%の株式を譲渡する契約を今月2日に締結。テレビや白物家電、スマートフォンの共同開発も検討しており、長谷川祥典専務執行役員は「鴻海の工場で生産することも考えている」と述べた。