「レクサスを退屈とは言わせない」 無難さを捨て…本気のモデルはこれからだ (4/5ページ)

2016.4.23 17:05

豊田章男・トヨタ自動車社長
豊田章男・トヨタ自動車社長【拡大】

 2011年、レクサスはプレミアムEセグメント(おおむね全長4.8~5mの大型乗用車カテゴリー)の「GS」にスピンドルグリルというアイデンティティマスク(ブランドに共通するデザインの顔)を採用したが、福市はそれだけでなく、全体のデザインについてもそれまでのレクサスの特徴だった柔和さを捨て、攻撃的なデザインに一変させた。

 2014年に発売した中型クロスオーバーSUV「NX」においては、いくつかの原案の中から若手デザイナーの描いた、未熟ではあるが光るものも感じるという作品をあえて選んだ。

 「他の案はもっと完成度が高く、格好も良かったのですが、将来出てくるであろうライバルブランドのSUVに似る可能性があった」と福市は振り返る。

 無難さを捨てて、あえて異形のスタイリングを取ったほうが、レクサスを特別なものにできると考えたのである。

前出の「NX」をはじめ、2013年発売のスポーツセダン「IS」…

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