スペースX 18年にも火星に無人宇宙船 着陸技術をテスト

2016.4.29 05:00

 イーロン・マスク氏率いる宇宙ベンチャー企業、米スペースXは27日、無人宇宙船「ドラゴン」を早ければ2018年にも火星に送る計画をツイッターで発表した。総重量が重い宇宙船を火星に着陸させる技術の実証の機会となる。

 スペースXは地球以外の惑星で人類の定住を可能にすることを究極の目標に掲げ、02年に創設された。現在はロケット「ファルコン9」を打ち上げ、宇宙飛行システム「マーズ・コロニアル・トランスポーター(MCT)」に取り組んでいる。

 宇宙船ドラゴンを火星に送るため、同社は開発に数年間かけたより強力なロケット「ファルコンヘビー」を打ち上げる必要がある。同社はファルコンヘビーの初の打ち上げ実験を11月に実施する計画を明らかにした。

 スペースXは商業用衛星の打ち上げも手掛けており、米航空宇宙局(NASA)と乗組員および貨物輸送の契約を締結している。貨物輸送用のドラゴンは現在、国際宇宙ステーション(ISS)にあり、来月に帰還し、太平洋へ着水予定だ。同社はドラゴンの有人試験飛行に関し、2~3年以内に実現させたいとの方針を示している。

 また、米国防省は27日、スペースXが米空軍から8270億ドル(約92兆4340億円)の衛星打ち上げ契約を獲得したと発表した。同契約にはGPS(衛星利用測位システム)衛星の打ち上げロケットの生産や打ち上げ業務などが含まれている。軍事用途での打ち上げはこれまで、米航空防衛機器大手ボーイングと同業ロッキード・マーチンの合弁会社、ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)が独占していた。(ブルームバーグ Dana Hull)

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