日産がリスク覚悟で得るもの 三菱自出資…トヨタの背中も見えてくる? (3/4ページ)

2016.5.13 07:12

資本提携することをうけての共同記者会見に臨む日産自動車のカルロス・ゴーン社長(右)と、三菱自動車の益子修会長=12日午後、横浜市(大西史朗撮影)
資本提携することをうけての共同記者会見に臨む日産自動車のカルロス・ゴーン社長(右)と、三菱自動車の益子修会長=12日午後、横浜市(大西史朗撮影)【拡大】

 早期に後ろ盾確保

 一方で、燃費不正問題の渦中で三菱自はなぜ、日産との提携を決めたのか。背景にあるのが強烈な危機感だ。三菱自は、燃費不正問題の発覚後、国内販売が急減。4月の軽自動車の新車販売台数はほぼ半減した。さらに、今後は問題のあった車両ユーザーや関係企業などへの補償が膨らむのは確実で、経営への打撃が長期化する見通し。

 三菱自は今年3月末まで約4600億円の現預金を持ち、今のところ財務余力はある。ただ、リコール隠し後の経営危機で三菱自を支援した三菱重工業など三菱グループ各社は今回、再度の不祥事を受け支援に消極的だった。三菱自は経営のリスクに対処するためにも早期に日産という「後ろ盾」を確保する必要に迫られた。

 両社は資本・業務提携について、年内の実現を目指す。ただ、日産が今後進める三菱自の経営状態の査定作業で、燃費不正問題が想定以上の損失を生む可能性が判明すれば「白紙撤回」も視野に入る。(今井裕治)

菅義偉官房長官は12日午後の記者会見で…

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