トヨタ自動車は20日、エンジンとモーターを組み合わせて走行するハイブリッド車(HV)の世界販売台数が累計で900万台を突破したと発表した。1997年の発売開始から、今年4月末までの約19年間で901万5千台に達したという。昨年7月末に800万台に到達していた。
昨年12月に主力HV「プリウス」の新型車を発売しており、2016年度内に1千万台を突破しそうだ。トヨタは50年までにエンジンだけで走行する車をゼロに近づけるとの目標も示している。
車種別では、プリウスが累計で373万3千台、「アクア(海外名プリウスc)」が124万9千台で続いた。地域別では、日本が438万1千台と最多。北米は299万1千台だった。