ソースネクストは23日、留守番電話のメッセージの内容をテキスト化して通知するサービスを始めた。電話してメッセージを聞くことが不要になる。スマートフォン向けのアプリ(応用ソフト)として提供する。
アプリは「スマート留守電」で、税込み価格はiPhone版が月額360円、アンドロイド版が同313円。
スマホなどの留守電では、メッセージ表示があった場合、センターに電話して録音内容を聞く必要があった。このサービスを使うと、電話をかけてきた人が話した内容が文章にされ、メールで送られてくる。
メッセージを聞くのが面倒だったり、会議中や電車の中、電波が入らないところでは再生できないというニーズにこたえる。海外展開も視野に入れており、順次、外国語に対応する。
松田憲幸社長は「留守電は生活に密着しているが、これまで進化がなく、利用者はその不便さに慣れているのが現状。留守電の“次の常識”をつくりたい」と話した。