ホンダが、熊本での地震発生後、二輪車などの生産再開が一部にとどまっている熊本製作所(熊本県大津町)の従業員735人を、一時的に他の拠点に配置することが25日、分かった。
本格復旧を見込む8月上旬までの対応。
熊本製作所の生産部門の従業員は約2600人。4月14日の地震で、建物や生産設備が損壊し、生産を停止した。5月6日に一部の操業を再開した。
埼玉製作所の2工場(埼玉県寄居町と同小川町)に計200人、鈴鹿製作所(三重県鈴鹿市)に200人を配置する。50人は九州の販売現場を担当してもらう。
これとは別に研究部門の285人は、埼玉県朝霞市の二輪の研究拠点に移す。