「ソアラ」に負けた「レパード」の末路 “世界初”強調も性能の差は歴然だった (1/3ページ)

2016.5.29 07:13


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【昭和クルマ列伝】

 「日本にもベンツSLクラスやBMW6シリーズのような高級パーソナルカーが欲しい」。80年代、世界で存在感を増していた日本車に新たな価値を与えようと、日産は新型車の開発を進めていた。

 理想は高かったが開発費は乏しかった。発言力のある販売店の意向も絡んで、妥協も必要だった。

 80年9月、直線を基調とした斬新なデザインで新型「レパード」が登場した。ボディーは2ドアと4ドアハードトップ。鋭い傾斜のスラントノーズとリアまでぐるっと覆われた広いグラスエリアが特徴だった。

 ただ、5ナンバー枠に収めるため全幅サイズは小型車「ヴィッツ」とほぼ同じ1690ミリで、異様に細長い。

 斬新なデザインとは裏腹にエンジンは旧態依然の6気筒SOHCを搭載。しかも4気筒版も設定され、日産の最高級車としての魅力に欠けた。

それでもレパードは高級感を出そうと、快適で豪華な装備を満載した

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