【マネジメント新時代】理不尽な要求は自己防衛で対処 (1/3ページ)

2016.6.4 05:00

東京のオフィス街の歩行者。自己防衛能力もマネジメントに求められる時代となった(ブルームバーグ)

東京のオフィス街の歩行者。自己防衛能力もマネジメントに求められる時代となった(ブルームバーグ)【拡大】

 □日本電動化研究所代表取締役・和田憲一郎

 最近、経済界に関連して、多くの人が懸念していることの一つに「うそ」の存在があるのではないだろうか。免震偽装問題、不適切会計問題、燃費不正問題、政界ではいったん発した言葉に対して「言っていない」などの言動不一致や発言内容の訂正、都合の悪いことへの結論の引き延ばしなど、うそにまつわることが多い。これらは過去に決してなかったわけではないが、最近特に顕著になったように見受けられる。今回は、マネジメント新時代のテーマとして、蔓延(まんえん)している「うそ」について考えてみたい。

 ◆目標未達を許さない組織

 高度成長期であれば「いけいけどんどん」で、多少目標に対して未達でも、来期取り戻せるとの気概で仕事の達成度合いに対する許容幅が大きかったように思える。しかし、最近はデフレと少子高齢化により経済成長が望めない中、ストレッチした目標を掲げると、その達成が困難となるケースが多い。頑張ったのであれば、未達は未達でよしと認める組織であればよいが、何が何でも必達である、未達は許さない組織となると、たちまちシワ寄せが及ぶこととなる。経済界における多くの事象が、このように追い込まれた結果、うそにつながったケースも多いのではないだろうか。

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