英テスコがトルコ事業売却 生鮮食品・レストラン苦戦、債務削減へ

2016.6.11 05:00

 英スーパー最大手テスコは10日、債務を削減して中核事業に集中することを狙いに、トルコで展開している生鮮食品事業「キパ」とレストランチェーン事業「ジラフ」を売却することで合意したと発表した。

 それによると、テスコはキパの株式95.5%をスイス系のスーパー大手ミグロに3000万ポンド(約46億円)で売却し、1億1000万ポンドの債務削減につなげる。

 テスコは声明で「キパの売却は、競争が激しいトルコ市場の中で、弱小勢力である当社の戦略的課題を反映したものだ。売却によりトルコ事業を可能にするための投資を継続する必要性が取り除かれる」と説明した。

 テスコによる事業売却は、テスコが失った投資適格級格付けの奪還を目指すデーブ・ルイス最高経営責任者(CEO)の取り組みの一環だ。

 同社の財務状態は英国市場での価格競争や、やっかいな店舗リース、年金の負担義務と相まって弱体化。同社の合計債務は4月に155億ポンドに達した。

 テスコの昨年度のトルコ事業の売り上げはグループ全体の0.9%に当たる約5億ポンドだった。同社はキパを2003年に買収していた。

 ジラフはレストランチェーン「ハリー・ラムズデン」を展開するボパラン・レストラン・ホールディングスに売却するが、条件は明らかにしていない。(ブルームバーグ Sam Chambers)

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