日産の次世代EVのコンセプト車「IDSコンセプト」(ブルームバーグ)【拡大】
自動車各社は次世代エコカー開発にしのぎを削っており、これまで日産はEVを中心に据えてきた。ただ、これまで急速に販売を伸ばすには至っていない。一方のトヨタやホンダは水素燃料のFCVで先行。日産としては今後もEVをメインにしつつ、新たな方式の燃料電池車も投入することで全方位戦略を進める考えだ。
海外では独フォルクスワーゲンが電動化にかじを切り、ダイムラーもEVとともに17年に燃料電池車を発売することをこのほど発表した。EV勢では米テスラや中国の新興メーカーなども加わり、次世代エコカー開発競争はさらに激しさを増すことになる。