ソニー、最新の映像機器を公開 スロー再生からセキュリティー対策まで先端技術を披露

2016.6.16 16:52

ソニーが公開した高画質スローモ-ションカメラシステム=16日、東京都港区(宇野貴文撮影)

ソニーが公開した高画質スローモ-ションカメラシステム=16日、東京都港区(宇野貴文撮影)【拡大】

  • ソニーが公開した高画質ディスプレー技術「クレディス」=16日、東京都港区(宇野貴文撮影)

 ソニーは16日、放送局など向けの業務用映像機器の新商品の展示会を開催した。2020年東京五輪に向けてサービスが拡大する高精細の4K、8K映像や施設のセキュリティー対策などに対応できる最先端技術を披露した。開催は17日まで。

 今年秋に発売予定の「ウルトラハイフレームレートカメラシステム」は新たに開発した高感度のイメージセンサーを搭載し、撮影直後に映像をスロー再生する技術が大幅に進化した。

 従来は実際の2分の1の速度までしか再生できなかった4K映像を、8分の1の速度で再生。フルハイビジョン映像は16分の1の速度で再生でき、スポーツ選手の肉体の動きなどをより精細に映し出せる。

 細やかなLED(発光ダイオード)素子を光源とする高画質ディスプレー技術「クレディス」を使った大画面の映像表示機器も公開。幅40・3センチ、高さ45・3センチのディスプレーユニットを積み上げ、色鮮やかな映像が表現でき、スポーツやコンサートのパブリックビューイングや監視モニターなど幅広い用途で活用できる。来年1月~3月に発売する予定だ。

 このほか、複数の広域監視用カメラで不審人物を見分ける顔認証技術や、同じ映像を4つの分割画面で表示し、色の階調などの設定を切り替えて比較できる4K有機ELモニターも披露された。

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