アキレスは、住宅の衛生陶器配管に使用する継手「アキレスジョイント『ステンレスタイプ』」の施工性を高めるとともに、建築基準法の不燃材料認定を取得した強化タイプを発売した。価格はオープン。
アキレスジョイント『ステンレスタイプ』は、排水鋼管可とう継手(MD継手)とトイレの衛生陶器を接続するためのもので、公共住宅の厳しい基準に適合する防火区画認定品にしている。さびない、熱に強い、曲げられる、4タイプの長さがある-という特徴が評価され、都営住宅などに採用されてきた。
今回の新製品は、端部にリブを設けて強度をアップするなどより施工しやすい構造としたのが特徴だという。これにより、フランジのボルト締め付け時に片締めとなっても、変形を起こしにくく、パーツの欠損率を低下させることが可能となった。
MD継手の締め付けは、フランジの固定がスクリュー式となっている。しかし、ボルト締めのタイプも多くあり、この場合はボルトの均等な締め付けが機密性を保つためにも重要となる。