ホンダ車の改修呼び掛け 米当局、エアバッグ欠陥31万3000台対象

2016.7.2 05:00

 米運輸省道路交通安全局(NHTSA)は6月30日の声明で、ホンダとその高級車ブランド「アキュラ」の2001~03年モデル約31万3000台の所有者に対し、欠陥のあるタカタ製エアバッグを直ちに修理するよう通知した。新たに実施した試験で、これらの車に搭載されたエアバッグに、他よりもはるかに高い破裂リスクがあることが判明したためだとNHTSAは説明している。

 NHTSAは、対象となるホンダとアキュラのモデルは08~11年にリコール(回収・無償修理)を実施していると指摘した上で、これまでに約70%について修理を終えたと説明。さらなる死傷者の発生を防ぐため、残りの車の所有者に通知をしているという。NHTSAによれば、試験では問題のエアバッグのインフレータは、特に高温多湿の状況に置かれた場合に最高50%の確率で破裂する。タカタ製エアバッグでも同様の製造上の欠陥のないものは、破裂の確率は1%未満だという。

 ホンダ広報によると、高い破裂リスクのエアバッグは米国で約110万個あり、うち約31万3000個が未改修。日本には約7500個あり、99.6%が改修済みとした。他の市場については数字を持ち合わせていないという。搭載車の持ち主に対しては速やかに電話やメールなどで呼び掛けていく。(ブルームバーグ David Welch、Ma Jie)

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