【eco最前線を聞く】常緑キリンソウで簡単緑化 (1/3ページ)

2016.7.4 05:00

常緑キリンソウ袋方式を採用したマンションの屋上=東京都千代田区
常緑キリンソウ袋方式を採用したマンションの屋上=東京都千代田区【拡大】

 □日昇緑化研究所社長・本庄祐一氏

 散水不要で、雑草の侵入や土壌の流出を防ぐ屋上緑化システム「常緑キリンソウ袋方式」をヒートアイランド現象の緩和や省エネ、二酸化炭素(CO2)削減に有効と提案する日昇緑化研究所(東京都昭島市)が新市場開拓に乗り出した。昨年9月に独立・開業した本庄祐一社長は屋上にとどまらず、壁面・法面や道路、汚染土壌の仮置き場の緑化などへの利用を呼びかける。海外も視野に入れる。

 ◆袋方式で雑草侵入防止

 --起業した経緯は

 「以前勤めていた日昇工業の社内ベンチャーとして2013年にスタートし、施行・納品実績が14年度666平方メートル、15年度1345平方メートルと軌道に乗ってきたので昨年9月に独立した。そのときに緑化計画研究所(横浜市西区)の松本功社長、フジタパラダイスパーク(鳥取県岩見町)の藤田豊博専務ら仲間が力を貸してくれた。社名もインターネットなどで検索される可能性や、お客さまの引き継ぎ時にスムーズとのアドバイスを受け日昇工業から2文字をもらった」

 --常緑キリンソウ袋方式とは

 「一年中緑を保てるように品種改良した常緑キリンソウを専用土壌の入った袋に植え込み、ファスナーを閉めて並べるだけで簡単に緑化できる。雨水が当たるところであれば3~5センチの薄層土壌で、気温がマイナス30~40度で生育できる。このため灌水システムを設置して散水する手間がかからない。袋方式なので雑草が生える原因となる土壌の飛散を防ぐことができる。昨今のゲリラ豪雨で土壌が流出したり、夏の暑さで植物が枯れたりする問題も解決できる。このためメンテナンスを軽減できるし、景観も良くなる」

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。