【高論卓説】中国でエコカー拡大の裏事情 環境よりも補助金・優遇が目的か? (1/3ページ)

2016.7.6 07:42

日本で初めて公開された新型の「プリウスPHV」=東京都江東区
日本で初めて公開された新型の「プリウスPHV」=東京都江東区【拡大】

 トヨタ自動車が新型プリウスPHVの日本仕様車を公開した。昨年発売された新型プリウスのプラグインハイブリッド版で2016年秋に発売される。2.5時間の充電で60キロメートルを電気だけで走れるというものだ。旧型の26.4キロメートルに比べると電気だけで走行できる距離が大幅に伸びた。

 ガソリンとバッテリーの両方を使うハイブリッドで走行すれば燃費は1リットル当たり37.0キロメートル。電池のみで60キロメートルの航続距離があるPHVは、日常の足として利用する分にはガソリンより安い家庭用電源の充電で運用できる。電気だけで走行すれば、排ガスも出さない文字通りのエコカーだ。今後、電気自動車(EV)の欠点を補うエコカーとしてPHVの成長が国内外で期待できそうだ。

 後述するように中国ではこの60キロメートルの電気での走行が大きな意味を持つ。「世界一の自動車大国」である中国はいろいろな規制と優遇策を組み合わせて、EV・PHV・燃料電池自動車(FCV)の国産化を推進しようとしている。中国ではエコカーは新エネルギー自動車(新エネ車)と称し、国と地方政府が補助金を支給している。

中国自動車工業協会によると15年のEVとPHVの販売台数は…

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