ユニシス、キッチンカー営業サポート　スマホに場所や時間表示 (1/2ページ)

　日本ユニシスは１３日、飲食などの移動販売車をネットワーク化し、各事業者ごとでは実施しにくいマーケティングを一括で行うビジネスを始める方針を明らかにした。まずは今月、消費者に移動販売車の位置や評判などを知らせるスマートフォン向けアプリの提供を始める。将来的には、移動販売を始めたい事業者に対し、車両の導入や営業免許の取得などをワンストップで行うための企業連合をつくるなど、オフィス街のランチタイムを支える業界を活性化していきたい考えだ。

　１９日に提供を始めるアプリは「ＨＯＴＲＩＣＯ（ホットリコ）」。移動販売車で飲食を販売する事業者に会員になってもらい、提供している料理について、写真や記事、メニューなどを紹介。営業時間のほか、出店している場所をスマホ上の地図で表示する。特に、ランチタイムや帰宅の前など、需要が高まる時間には、利用者が登録している移動販売車が近くで営業している場合、通知する機能もあるという。

出店場所を確保したり、繰り返し買ってくれる「リピーター」を増やすことが最大の課題