関空の上期旅客数、１２％増で最高

　関西エアポートが２２日発表した２０１６年上期（１～６月）の運営概況（速報値）によると、関西空港の旅客数は前年同期比１２％増の１２２９万人となった。１９９４年の開港以降、上期としては過去最高。中国や韓国などアジアからの旅客増が大きく貢献した。国際線の旅客数は２１％増の９１５万人で、このうち外国人は３２％増の６０６万人と、いずれも最高だった。円高傾向を反映して日本人の旅客数も３％増となった。格安航空会社（ＬＣＣ）などの新規就航や増便が相次ぎ、国際線旅客便の発着回数は約３割増えた。