アサヒとキリン、関西から北陸へビール共同輸送 JR貨物と日通が協力

2016.7.27 12:58

 アサヒビールとキリンビールは27日、日本貨物鉄道(JR貨物)、日本通運と提携し、両社の関西圏の工場から北陸にビール類などの商品を共同輸送する、と発表した。平成29年1月に石川県で開始し、同年秋には富山県に拡大する計画だ。トラック運転手の人手不足を背景に上昇する物流費を抑えるほか、二酸化炭素(CO2)の排出削減にもつなげる。

 アサヒの吹田工場(大阪府吹田市)、キリンの神戸工場(神戸市)で製造した商品を、新たに石川県金沢市に開設する共同配送センターまでJR貨物などが輸送。卸売店までは両社が配送する。共同配送センターは日本通運が運営する。

 共同輸送により、年間2700トンのCO2の排出を削減できるとしている。

 すでに首都圏ではサッポロビールを含めた3社で物流拠点から小売店までの共同輸送を行っており、物流での提携を拡大する。

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