米アップル、業績低迷脱出の鍵握る次期iPhone 例年通り9月発売と業界は予想

2016.7.27 16:46

アップルが米カリフォルニア州で開いた年次開発者会議に出席したティム・クック最高経営責任者=6月13日(ロイター)
アップルが米カリフォルニア州で開いた年次開発者会議に出席したティム・クック最高経営責任者=6月13日(ロイター)【拡大】

  • 北京のアップルストアでiPhone(アイフォーン)を見る若者ら=6月18日(AP)

 米アップルが26日、2四半期連続の減収減益となる4~6月期決算を発表した。屋台骨であるスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の不振が原因で、反転の糸口をつかめるかどうかは、9月の発売が予想される次期モデルの成否が鍵を握る。

 複数の米ITメディアは、次期モデルの発売時期を例年通り9月と予想する。薄型化し、防水機能を備えるとの情報も伝えられるが、いずれも消費者が驚くような機能ではない。スマホが製品として成熟し、目新しい機能で需要を呼び起こすのが難しくなっている。

 現在の苦境は、過去の大ヒットの反動という面もある。画面を大型化した2014年発売の「iPhone6」と「6プラス」は中国を中心に爆発的に売れた結果、15年発売の現行モデルへの買い替えが広がらなかった。次期モデルは「6」の発売から2年が経過することになり、一定の買い替え需要が見込める。

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