アサヒとキリン、イオンと花王 製品輸送で合従連衡相次ぐ (1/2ページ)

2016.7.28 06:19

 国内で販売する製品の輸送体制をめぐり、大手企業の合従連衡が相次いでいる。トラックの運転手不足を背景に物流費は増加が避けられない見通しで、抜本的な対応を迫られた形だ。27日にはアサヒビールとキリンビールが提携拡大を発表した。

 アサヒとキリンは金沢市に共同配送センターを設け、2017年1月から順次、石川、富山両県への拠点に使う。大阪府吹田市と神戸市のそれぞれの工場から出荷した製品をセンターに運ぶ際も同じ鉄道コンテナを利用する。年間でトラック1万台分の量が鉄道輸送に切り替わるという。

 ビール類の製品開発や販売量でしのぎを削る両社だが、国内市場の縮小を背景に5年前から首都圏の配送などで協力していた。

 トラック運転手の有効求人倍率が2倍前後と全職種平均を大きく上回るなど物流網への懸念も強まり、「業界共通の課題ではより協調すべきだ」(アサヒグループホールディングスの小路明善社長)と判断した。

鉄道輸送シフトに積極的なのがキヤノンとダイキン工業

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