米MSが2850人を追加削減 合計では4700人に

 米マイクロソフトが来年6月末までに全世界で2850人の人員削減を計画していることが28日、米証券取引委員会(SEC)への提出資料で分かった。今年5月に発表した1850人の削減計画に追加するとしており、計4700人のリストラとなる。

 同社はスマートフォンの製造と販売部門を合理化しており、その一環とみられる。5月の発表時には、フィンランドの携帯電話大手ノキアの事業買収に伴い、同国を中心に削減するとしていた。

 マイクロソフトには6月末時点で約11万4千人の従業員がおり、リストラされる4700人は約4%に当たる。同社は昨年以前にも大量の人員削減を実施していた。(共同)