トヨタ自動車は3日、プラグインハイブリッド車(PHV)「プリウスPHV」の新型車の発売時期を今冬に延期すると発表した。当初は今秋を予定していたが、生産が遅れ、販売に必要な台数が確保できない見通しとなったため。
トヨタは「より良い車を着実に届けるため、当初計画よりも立ち上がりの生産台数を抑えることになった」と説明している。
新型のプリウスPHVは、電池容量を大幅に拡大。ガソリンを使わずに現行型の2倍を超える60キロ以上の距離の走行が可能となったのが特長。現行のプリウスPHVはこれまでに世界で約7万5千台を販売している。