コンビニ「人口減でも成長」「自動車を売ってもいい」 セブン&アイ鈴木敏文氏 (1/2ページ)

2016.8.6 07:10

セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文名誉顧問=5日、東京都千代田区(寺河内美奈撮影)
セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文名誉顧問=5日、東京都千代田区(寺河内美奈撮影)【拡大】

 セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文名誉顧問(83)が5日、フジサンケイビジネスアイのインタビューに応じ、「新しいことに挑戦し続ければ、人口が減っても行き詰まらない」などと語り、コンビニエンスストアは今後も成長すると強調した。また、24年間率いてきたグループトップからの退任については、「後継者は常に考えていた。辞めろといわれたわけではないが、今回はいい機会だった」と語った。

 --コンビニエンスストア業態の未来は

 「百貨店や総合スーパーの業績がよくないのは従来の延長でやっているから、コンビニの業績がよいのは新しいことに挑戦し続けているからだ。10年後のコンビニは今とまるで違うものになっている。人口が減れば、コンビニは行き詰まるというのは、今までの常識で考えているだけだ」

 --足元の景気もなかなか回復しない

 「過去の経済政策をそのまま続けたってダメだ。おいしくても同じモノは飽きるし、モノが豊かになってくれば景況感は沈滞する。ようするに個人消費が生まれるような政策にしないといけない。金利を下げれば、資金が投資に向かうというけれど、投資したってリターンがなければ、企業は投資しない」

「名前だけでも残ってくれと次々といわれたので、名誉顧問は引き受けた」

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