インターン、長期型本格化 異質な日本の採用活動に一石 ミスマッチ解消も (1/4ページ)


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 2018年春卒業予定の学生向けの夏のインターンシップ(就業体験)が本番を迎えている。就業体験とは名ばかりで、本来の趣旨とかけ離れた「採用ツール」として独り歩きしてきた面も否めない。採用とインターンシップのあり方をめぐっては国が検討を始め、経済界も新たな試みに動くなど、再考の時期に差し掛かっている。

 原則1カ月以上

 野村証券は15日から北海道大、お茶の水女子大など4大学・1高専から計9人の学生を受け入れ、ほぼ1カ月におよぶインターンシップを実施する。1、2年生を対象に採用とは完全に切り離し、学生が就業意識を養う場として位置付ける。

 15日~9月9日を2週間ごと前後期に分け、投資家向け資料の作成などの実務を体験する。参加学生には大学が単位を認定し、地方からの旅費や都内で通勤する交通費、宿泊費などは同社が実費負担する。

 本格的な長期型インターンシップは同社としては初めて。採用課の堀直将課長は「証券会社の社会的意義を理解してもらい、働くことの意味をしっかり体験してほしい」と話す。

3年生向けに「ワンデーコース」と称し、学生を“ふるい”にかけ…

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