中村社長との対談を通じて、テレビに代表されるマスマーケティングから、SNSによるソーシャルメディアマーケティングへと時代が変化していると実感した。SNSはマーケティング以外にも、採用や退職防止の活動を始め、多くの経営課題解決に有効だろう。
ドラッカーは企業の目的は「顧客の創造である」とし、そのためにマーケティングとイノベーションという2つの基本的な活動が必要だと語った。ネットの出現で経営環境は大きく変化した。SNSもこの流れから生まれた新技術で、経営者はこの流れを知っておくべきだろう。
しかし、SNSのような新しいテクノロジーを中高年の経営者が理解するのはなかなか難しい。経営者に求められるのは、絶えず世の中の変化に着目し、好奇心を持ち、アンテナを高くして時代の流れ、風を読むことだ。その後は思い切って若手社員に任せて、経営改革・経営革新に着手してほしい。
◇
【会社概要】アタックスグループ
顧客企業1700社、スタッフ170人の会計事務所兼総合コンサルティング会社。「社長の最良の相談相手」をモットーに、東京、名古屋、大阪、静岡でサービスを展開している。