重希土類使わないHV用モーター拡大 ホンダと大同特殊鋼、中国偏在リスク回避 (1/3ページ)

2016.8.15 07:00

ホンダがネオジム磁石周辺の発熱を抑えるために新設計したモーターのローター
ホンダがネオジム磁石周辺の発熱を抑えるために新設計したモーターのローター【拡大】

  • HVに重希土類を使わないネオジム磁石を搭載したミニバン「フリード」の新型車
  • 大同特殊鋼の熱間加工法でつくるネオジム磁石

 ホンダと大同特殊鋼は、レアアースの一種である「重希土類」をいっさい使わないハイブリッド車(HV)の駆動用モーターを共同開発した。中国に偏在する重希土類を使わないことで、コストの急激な変動を抑え、安定的な調達ができるようになる。ホンダが9月16日に発売するミニバン「フリード」の新型HVに搭載し、順次展開を広げる。

 中国偏在のリスク

 「HVなど電動車比率の拡大で、重希土類の使用量を減らすことが最重要課題だった」。大同特殊鋼の服部篤・自動車材料ソリューション部副主席部員は開発の経緯をこう説明する。

 HVの駆動用モーターを回転させる「ネオジム磁石」は強力な磁力を持つ一方、耐熱性が低い。最高200度に達する車内の厳しい環境で長期間使うと磁力が落ち、耐熱性を補う「ジスプロシウム」「テルビウム」といった重希土類を約900グラムのモーターに対し60~70グラム添加する必要があった。

ただ、レアアースは一部地域に鉱床が偏在し、2010年には…

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