ポスト「京」スパコンに初の7ナノ半導体 100倍の処理性能…大幅に上回るか (3/3ページ)

スパコン「京」は、処理速度が100倍以上になる見通しのポスト「京」に置き換わる予定だ=神戸市中央区
スパコン「京」は、処理速度が100倍以上になる見通しのポスト「京」に置き換わる予定だ=神戸市中央区【拡大】

 アームの命令仕様に基づく半導体のシェアはスマートフォンで95%、ストレージ(外部記憶装置)で90%に達している。21日には富士通と協力して開発した高性能コンピューター用命令仕様を発表する予定で、スパコン分野に本格進出する。

 スパコンの演算性能は、6月に発表された計算速度ランキングで、中国の新機種「神威太湖之光」が毎秒9.3京(京は兆の1万倍)回で、日本の「京」より約10倍速かった。2位も中国の「天河2号」で、3、4位が米国。11年に首位だった「京」は5位に順位を下げた。

 次期スパコン開発をめぐっては、EU(欧州連合)や中国も20年までにエクサ級の性能を目指して政府プロジェクトを推進。米国もオバマ大統領命令で20年代初めにエクサ級機種の開発を目指している。