三菱自動車は5日、燃費不正で賠償金を支払うと新たに発表した7車種のうち、スポーツ用多目的車(SUV)「パジェロ」の対象台数を3779台に修正した。今月2日、1371台から3799台に訂正したばかりだった。
三菱自動車は「単純な計算ミスがあった」と釈明している。5日に社内で指摘があり分かったという。修正により、7車種全体の賠償対象は7万5261台から7万5241台となる。
三菱自動車の燃費不正に伴う支払いをめぐっては先月23日、今年6月に補償金を支払う方針を示していた車両の一部約3100台を誤って対象から外し、ユーザーに通知漏れしていたことが判明している。