三菱UFJフィナンシャル・グループは7日、環境関連の投融資に使い道を絞った債券「環境債」を発行すると発表した。環境分野に関心のある機関投資家らの資金を取り込む狙い。自己資本に算入が可能という。
国際展開する巨大金融機関への新たな資本規制(TLAC)に対応するためのドル建て社債を計約4千億円発行する。このうち約500億円を、再生可能エネルギーのような環境分野向けに使途を限定した債券(グリーンボンド)とする。
償還期間は7年で、利回りは年2・527%。
ほかの大手行では、三井住友銀行が昨年10月にグリーンボンドを発行している。