米アップルがスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」に日本でも使える決済機能を搭載する準備を進めていることが6日、関係者の話で分かった。スマホを店舗などの端末にかざして決済する機能で、日本では「おサイフケータイ」と呼ばれて普及したが、アップルは日本での対応が遅れていた。
アップルは日本で普及した非接触技術「FeliCa(フェリカ)」の活用などを検討しているとみられる。日本国内で対応店舗などと調整の必要があるため、実際の展開までには一定の時間がかかりそうだ。
アップルは新製品の発表会を7日にカリフォルニア州サンフランシスコで開く。
アップルは、アイフォーンを使った決済サービス「アップルペイ」を米国や英国、中国などで始めたが、アップルペイの採用する技術が日本で普及していないため、日本ではこれまで導入を見送っていた。(共同)