化血研、評議員全て外部関係者に 「体制を一新するための措置」

2016.9.12 19:20

 熊本市の「化学及血清療法研究所」(化血研)は12日、経営に携わる役員の選任や解任を決議する機関「評議員会」のメンバー12人全てが、外部関係者になったと明らかにした。

 化血研は6月に経営陣を刷新。組織内部から直接登用されていた理事9人が全て退任し、新たに外部から3人が着任した。担当者は「体制を一新するための措置」としている。

 化血研によると、9日付で辞任した評議員15人の中に、化血研出身者が6人いた。同日付で熊本県内の大学関係者ら外部の8人が再任となる一方、弁護士や公認会計士ら4人が新たに就任した。

 化血研を巡っては昨年、国の承認と異なる方法で血液製剤などを製造していた問題が表面化。厚生労働省は、今年5月まで110日間の業務停止命令を出し、組織体制の見直しを求めていた。

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。