血糖値改善 肌のしわ減 新田ゼラチン、ペプチドの臨床結果発表

2016.9.20 05:00

新田ゼラチンが開発したCPTの商品や試作品=東京都中央区
新田ゼラチンが開発したCPTの商品や試作品=東京都中央区【拡大】

 新田ゼラチンが、コラーゲンペプチド(CPT)製品のブランド「Wellnex(ウェルネックス)」について、血糖値の改善や肌のしわが減少するなどの臨床試験結果を発表した。伸び悩んでいた国内のCPT市場は、2015年に5年ぶりに前年比増に転じており、同社はアンチエイジングにも注目するなど、市場開拓に期待を寄せる。

 同社が糖尿病患者60人を対象にCPT、または疑似薬を1日に10グラムずつ、約3カ月間投与する臨床試験をした結果、空腹時の血糖値やヘモグロビンA1Cの数値が改善し、CPTの方が疑似薬よりも効果が高かった。

 また、肌に関する美容効果について、女性71人を対象にCPT、または疑似薬を1日に3グラムずつ、約3カ月間投与したところ、CPTに目尻のしわが減少したほか、肌の保湿性、弾力性が改善する効果のあることが分かった。同社は「従来、美容効果は5~10グラムの摂取を推奨しており、飲料や粉末で商品化していた。3グラムで効果が得られるなら、錠剤やカプセルなどでの商品化が可能。高齢者でも摂取しやすい」と期待する。

 同社がCPTの臨床試験に注力するのは、市場拡大が見込めるからだ。世界のCPT販売量は年間約2万5000トン。国内では5000トン程度で、市場は飽和状態だった。しかし、第3のビールやヨーグルトにCPTが使われるなど、健康食品から一般食品へと採用が広がったことや、機能性表示食品制度が始まったことで、需要増が期待される。海外でも、東南アジアを中心に美容用途での需要が拡大しており、北米やインドでの栄養補給・関節痛軽減での用途も堅調に推移している。

 同社は、アンチエイジングの分野について研究を進めるほか、これまで生産委託していたブタ由来のCPTについて、来年までにはほぼ全量を米国の自社工場生産に切り替えるなど態勢を強化する。

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