日本フードサービス協会が26日発表した8月の外食産業市場動向調査によると全店売上高は前年同月比1・7%減で、昨年11月以来9カ月ぶりにマイナスとなった。新たな祝日「山の日」ができたものの、台風による天候不順や消費者の間で低価格志向が強まったことなどが影響した。客数は1・3%減、客単価も0・4%減だった。
業態別の売上高は、ファミリーレストランが3・8%減。低価格路線を打ち出している一部の業態は堅調だったが、全体的に売り上げが落ち込んだ。居酒屋の店舗削減が続いているパブ・居酒屋も11・5%減だった。
ファストフードは、0・6%増、喫茶店は1・3%増だった。