横浜銀行と七十七銀行、北海道銀行、北陸銀行の4行は28日、今月16日のシステム障害について、共同利用する基幹システムのプログラムの不具合が原因だったと発表した。横浜銀によると、磁気情報の一部が失われたキャッシュカードが使われた際にシステムに過剰な負荷がかかった。現在はプログラムを修正済みだという。
4行は他行の現金自動預払機(ATM)などを利用した顧客が支払った手数料を負担するため、各行の本支店や、電話での問い合わせで対応するとしている。障害は16日午後2時ごろ発生。各行のATMから他行宛ての振り込みができなくなるなどの影響が出たが、いずれも午後8時前後までに復旧した。