【ビジネスのつぼ】キヤノンマーケティングジャパン「マキシファイ」 (1/4ページ)

2016.10.3 05:00

マキシファイは店舗の経営改善に活用されている
マキシファイは店舗の経営改善に活用されている【拡大】

  • マキシファイの新モデルについて説明する西賢二氏

 ■小ビジネス向けに高い生産性実現

 オフィス環境の変化や機種の性能向上により、市場の縮小が懸念されているビジネスプリンター市場。新しい顧客を開拓しようと、キヤノンマーケティングジャパンは、インクジェット複合機「MAXIFY(マキシファイ)」の新モデル5機種を6日に投入する。新モデルには、商店主やベンチャー経営者などの小規模事業者をターゲットに、効率化や経費削減を後押しできるようなさまざまな機能を搭載。同社の商品企画部門が靴をすり減らして集めたユーザーの意見が、開発の随所に生かされている。

 ◆新しいニーズの開拓

 投資家向けの情報によると、キヤノンブランドのレーザープリンターの世界シェアは44%(OEM含む)で首位。インクジェットプリンターは28%で2位を走る。首位争いの常連だからこそ、市場の変化には敏感にならざるを得ない。

 「オフィスのプリンターの台数が減っている」

 インクジェット商品企画第一課の7人をまとめる西賢二チーフは、市場の変化への対応策に頭を悩ませていた。2008年に平均1.88台だったオフィスのプリンター保有台数が、15年には平均1.58台にまで減少していたからだ。

 原因は、性能が異なるプリンターをオフィス内で併用するケースが減ったからだ。特に同期間で、カラーのインクジェットプリンターとモノクロのレーザープリンター・複合機を併用する事業所は54%から31%に激減した。プリンターの性能が向上して機能を1台に集約するトレンドが、かえって台数減を招いた格好だった。西氏に与えられたミッションは、新しいニーズの開拓だった。

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