デジタル家電や先進的なITの展示会「CEATEC(シーテック) ジャパン2016」が4日午前、千葉市の幕張メッセで開幕した。あらゆる機器がインターネットにつながるモノのインターネット(IoT)や人工知能(AI)などが展示の柱に。初公開のものも含めて、最先端の技術や製品が数多く披露されている。
17回目となる今年は、昨年より100以上が増えて648の企業や団体が参加した。電機大手の日立製作所は4年ぶりの出展。シャープや富士通などとともに、ロボットを出品した。電機・IT業界以外から参戦したトヨタ自動車も「キロボミニ」を出品するなど、ロボットがあちこちに目立つ。
他に三菱UFJフィナンシャル・グループ、セコム、タカラトミーなど異業種からの出品も多数。技術開発に取り組む姿勢もアピールする。
家電やIT機器にとどまらず、IoTなど新技術の紹介を強めた。また、AIの特設コーナーも初めて開設した。
シーテックは7日まで開催し、4日間で計15万人の来場者を目標にした。当日券は大人1000円、学生500円、小学生以下は無料。