【ホワイトカラー革命】石橋博史システム科学社長の処方箋 (2/3ページ)

2016.10.7 05:00


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 ◆まず業務の整理から

 経営を変革するには約30%の非定常業務のモラルとレベルを高める必要がある。これは「考える」「判断する」業務で、カン・コツ・ノウハウを含む専門性を発揮して課題を解決する能力の向上策でもある。

 可視化法は「チャートシステム」を使うことによって、業務機能を把握することができる。まず、業務機能の整理から始める。プレーイングマネジャー(一般的には課長だが、最近は部長・次長でもルーチンワーク的作業を持たされるケースが増えている)を含む担当者(正規・非正規社員=派遣、臨時、パート含む)一人一人の分担業務1アウトプット(出力帳票)ごとにチャート化していく。これによって、業務機能を体系化していくことが可能だ。

 可視化法では、業務を1次から4次までの4段階に分割し、4次業務を「単位業務」として業務管理点マニュアル(電子マニュアル)化する。このマニュアル作成時に、単位業務を基に各種の管理点を持って、業務の可視化(目で見てわかる業務の状態を作る)を行う。具体的には、入出力帳票、その処理手順、処理担当者、処理管理点(処理の質=Q)、原価(C)、タイミング(発生時点処理=生産では「納期」の点検点・注意点)、情報の保管場所、業務の目標、単位作業のチャンピオン時間(最速作業時間)、業務ランクを示すA、B、C(A、Bは作業時に判断・思考などが入る非定常作業、Cは判断・思考などが入らないルーチンワーク)を決めていく。

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