【講師のホンネ】立ち上げる楽しさ 大谷由里子 (1/2ページ)

2016.10.12 05:00

 わたしの本業は、講師じゃない。手掛けた仕事の事例を話しているうちに「大谷さんの話がおもしろい」と、紹介から紹介が増えて講師の仕事が増えただけ。わたし自身は、根っからイベンターだと自覚している。つい、目の前のお客さんに応えようとする。

 「地域活性化の話をしてほしい」「女性活用の話をしてほしい」「おもてなしの話をしてほしい」。人に関するテーマは、たいてい引き受けてきた。しかも、ジャンルを問わずに「講師を頼まれた人」の講演台本も作ってきただけに、話のネタは山ほど持っている。また、イベンター気質が染みついているため、相手に寝られたらホント悔しい。どうすれば、興味を持ってもらえるか、どんな話が求められているかを日々、研究している。

 ありがたいことに現場に行くと、なぜか講師の仕事が増えている。最近、「本職は何ですか?」と、尋ねられることも多い。思わず、わたしも「いったい、何だろう…」と、考えてみた。いちばんしっくりきたのは「立ち上げ屋」。大学生の時にはサークルを立ち上げた。バイト先の塾では、30点の子供を80点にするのが得意だった。

 吉本興業時代も宮川大助・花子の売り出しや若井こずえ・みどりさんの売り出しに成功した。吉本を辞めてイベント会社を立ち上げてからも数々のイベントを立ち上げてきた。

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