【日本の針路 大塚耕平のスピークアウト】フィンテックにみる産業革命 (1/6ページ)

2016.10.13 05:00

米サンフランシスコで開かれた開発者会議での「アンドロイドペイ」のデモンストレーション(ブルームバーグ)
米サンフランシスコで開かれた開発者会議での「アンドロイドペイ」のデモンストレーション(ブルームバーグ)【拡大】

 ■IoTからIoS

 ◆1.0と2.0

 フィンテックとは金融(フィナンシャル)と情報技術(テクノロジー)の合成語だ。金融サービスとIT(情報技術)を組み合わせた新たなビジネスや技術、またはその分野を総称する造語だ。この造語の誕生時期については諸説あるが、1990年代には既にシリコンバレー関係者が使っていた。

 2003年、米国の金融業界紙が「フィンテック100」と題する企業ランキングを発表。この造語が普及する契機となった。

 金融機関やその情報子会社、金融系システムインテグレーター、IT分野で活躍するベンチャー(スタートアップ)企業などがフィンテックに参入している。このうち、金融機関やその情報子会社、または金融系システムインテグレーターは「フィンテック1.0」、IT系スタートアップ企業や異業種からの参入企業は「フィンテック2.0」と区別される。

 さらに「フィンテック2.0」に属する企業は、金融機関と提携する「共存型」と、金融分野に進出して金融機関とバッティングする「競合型」に分類可能だ。

 米国のみならず、欧州や中国では「フィンテック2.0」「競合型」が目立つのに対し、日本では「フィンテック1.0」「共存型」が中心だ。この傾向が続くと、フィンテックでも日本のガラパゴス化が進む。

 一昨年あたりからフィンテックに関連する話題が急増し、特に決済ビジネス(とりわけスマホ決済)に関する動きが加速している。

 例えばグーグルだ。昨年秋から米国内でサービスを開始した「アンドロイドペイ」で英国、豪州、シンガポールにも進出し、今秋には日本でもサービスを開始する見込みだ。

 グーグルのライバル、アップルも独自の決済サービス「アップルペイ」を日本でまもなく開始予定だ。

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