「第55回ビジネス広告大賞」(主催・フジサンケイビジネスアイ)の審査会が18日、東京・大手町のサンケイプラザで開かれ、最も優れた作品に贈られる「ビジネス広告大賞」に、三菱電機の「モノのインターネット(IoT)」を応用した次世代コミュニケーション技術をテーマにした作品が選ばれた。同社の大賞受賞は初。
三菱電機の関邦彦宣伝部長は「新聞印刷の裏写りを利用して、製品の良さをうまく表現できた。製品訴求と広告表現のバランスが取れるように工夫した」と制作の狙いを話した。今回は、昨年10月から今年9月までビジネスアイ紙面などに掲載された広告7部門115作品を対象に、法政大学名誉教授の須藤春夫氏を委員長とする審査委員が審査し、大賞を含む31賞が選ばれた。
須藤審査委員長は審査を終えて「表現したいコンセプトをビジュアルにうまく結びつけた作品が上位に入った」と講評した。授賞式は11月25日にサンケイプラザで開催される。受賞企業は以下の通り。