CTCでは、高度な技術を持った人材育成と働き方変革による環境の整備はもちろん、次代を担う子供たちにIT技術との出合いの場も提供している。「明日を変える人材の創出」に向けた取り組みを中心に紹介する。
◆働き方変革を推進
CTCでは、社員の働きがい向上と魅力ある会社づくりを目的とした働き方変革を推進し、2014年に朝型勤務を導入した。
育児や介護に対応するために就業時間を変えられる「スライドワーク」や、1時間単位で有給休暇を取得できる「時間単位有休」などを16年に開始している。また、ダイバーシティ推進については、女性活躍推進法の施行を受け、従来の取り組みに新たな施策を加えて、ダイバーシティのより一層の浸透につなげていく。
◆プログラミングを体感
次世代を担う人材育成にも力を入れている。
その一つが「未来実現IT教室~Children’s Technology Challenge~」。プログラミングを通じて次世代を担う子供たちの論理思考力、想像力、表現力の育成を支援するワークショップで、15年にスタートした。
米国マサチューセッツ工科大学が開発したビジュアルプログラミング環境「Scratch」のiPad版である「Pyonkee(ピョンキー)」を使って、「遊べる物語」をつくる。タブレット端末やプログラミングが初めての子供たちでも無理なく取り組むことができ、楽しみながら身の回りでITが活用されていることを学ぶ。被災地支援の一環として東北の小学校でも開催している。