大阪や金沢など7つの商工会議所は24日、富山市で「北陸・関西連携会議」の第4回会合を開いた。北陸新幹線について、災害時に東海道新幹線の代替路線となり重要性が高いとし、大阪までの早期延伸に向けた連携強化を改めて確認した。
富山商工会議所の高木繁雄会頭(北陸銀行特別参与)は会合で「北陸の経済発展には早期の延伸実現が必要不可欠だ」と強調。東京と大阪を結ぶ路線として「地震に備えて早期の整備が求められる」との考えを示した。
JR西日本の来島達夫社長は、未着工の福井県・敦賀-大阪間のルートに関し、福井県・小浜から南下する同社案について説明した。
北陸・関西連携会議は昨年7月に設立。富山、金沢、福井、大津、京都、大阪、神戸の7商工会議所で構成されている。