「東京撤退の直前に見つかった秘伝のレシピ」 串カツ田中の貫啓二社長が明かす開店秘話 (3/3ページ)


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  • どの店でも、入り口の上には「串カツ田中」と大きく書かれた白テント看板が目立つ(東京都杉並区)

 --今後の成長戦略は

 「飲食チェーン業界を見ていると、牛丼、焼き鳥、カレーなど、魅力的な単品メニューを提供している業態が強い。これからも看板メニューである串カツを進化させていく。全国129店のうち東京が85%を占めるが、毎年30~40店ずつ開店して、全国に店舗を構えたい」

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【プロフィル】貫啓二

 ぬき・けいじ 大阪府立島本高卒。1989年、トヨタ輸送入社。98年11月個人事業として飲食業を創業。2002年3月ケージーグラッシーズ(現・串カツ田中)を設立し、現職。45歳。大阪府出身。

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【会社概要】串カツ田中

 ▽本社=東京都品川区東五反田1-7-6 藤和東五反田ビル5階

 ▽設立=2002年3月

 ▽資本金=4億6850万円

 ▽従業員=118人(16年9月末時点)

 ▽売上高=40億5800万円(16年11月期予想)

 ▽事業内容=飲食店の経営、FC開発、プロデュース