生保大手運用、日銀思惑外れ 目線は外国債券 中堅は国債回帰の動き (1/2ページ)

2016.10.29 07:01

大阪市内にある日本生命保険本店(ブルームバーグ)
大阪市内にある日本生命保険本店(ブルームバーグ)【拡大】

 生命保険大手4社の2016年度下期の運用計画が28日、出そろった。日銀は9月の金融政策決定会合で、長期金利に0%の誘導目標を設ける新しい政策の枠組みの導入を決めた。超長期国債の運用難に苦しむ生保に配慮した政策だが、各社の目線は外国債券に向いたままだ。一方、運用力が劣る中堅生保の中には国債回帰の動きも出てきた。

 「超長期債は利回りが1%ぐらいまで戻らないと、保険商品の予定利率を確保できない」(日本生命保険の佐藤和夫財務企画部長)

 「13年度下期から、日本国債の積み増しは行っていない」(第一生命保険の渡辺康幸運用企画部次長)

 7月上旬に0.1%を切る水準だった30年物国債の利回りは現在、0.5%台まで上昇してきた。それでも長期のリスクを引き受ける生保各社にとっては、投資対象にはならない。

 このところ各社が積極的に資金を振り向けているのは、外国債券だ。

 ただ、米ドルの相場変動による損を回避(ヘッジ)するためのコストが上昇していることから、住友生命保険など3社は円高局面を見計らって、為替ヘッジをつけない手段での投資を積極的に行う方針だ。

外債投資の多様化には、より高度な運用のノウハウが求められる

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