池田泉州銀行は9日、大阪市で関西の中小企業や大学、研究機関が先端技術を紹介する商談会を開催した。互いを引き合わせ、新製品の開発や販路の拡大につなげる。今回は熊本地震の復興支援を目的に肥後銀行が参加し、地元企業も招いた。10日までで、過去最多となる184の企業・団体が参加。環境や省エネ、医療、防災などの分野に関する技術やサービスをアピールした。熊本県長洲町の不二ライトメタルは、軽量性に優れるマグネシウムを展示。溝内政文技術顧問は「関西でPRし、元気なところを見てもらいたい」と話した。商談会は「ビジネス・エンカレッジ・フェア」の名称で、2000年に始まり今回で17回目。